ITコンサルタントの副業を始めるには?週1日〜2日で稼働できる案件の獲得方法を解説

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ITコンサルタントの副業案件を獲得したいものの、どのように案件を獲得すべきか悩んでいる方が多いと思います。

結論、実務経験が豊富なITコンサルタントは、フリーランスエージェント経由で高単価でかつ在宅ワーク可能な副業案件を獲得できます。

本記事では、ITコンサルタントの副業案件を獲得する方法を中心に、実際の単価相場や募集内容をご紹介します。

IT・Webコンサルタントの副業における業務内容・単価相場

ITコンサルタントとWebコンサルタントはよく混同されがちですが、業務内容や単価相場はかなり異なります。

ITコンサルタントは開発のオペレーション戦略を強みとしていますが、Webコンサルタントは企業のマーケティング戦略を得意としています。

フリーランスとして働くITコンサルタントの単価相場は以下の通りです。

項目単価相場
パッケージ導入コンサルティング80万〜200万円/月
BPR・BPOコンサルティング80万〜150万円/月
PMO・PMコンサルティング60万〜100万円/月
デジタルコンサルティング 80万〜150万円/月 
 セキュリティコンサルティング60万〜100万円/月

フリーランスとして働くWebコンサルタントの単価相場は以下の通りです。

項目単価相場
SEOコンサルティング5万〜50万円/月
Web広告運用コンサルティング5万〜30万円/月
SNS運用コンサルティング5万〜20万円/月
Webマーケ戦略コンサルティング30万〜100万円/月

ITコンサルタントが副業案件を獲得する方法

ITコンサルタントの副業案件を獲得するには、フリーランスエージェントの活用が最も効率的で再現性があります。営業経験がない方でも、ある程度の実務経験があれば副業案件を紹介してもらえます。

以下で、ITコンサルタントの副業案件を豊富に保有しているフリーランスエージェントを厳選して2社ご紹介します。

Professionals On Demand | PM・PMOやIT上流、BPR、経営戦略の案件が中心

Professionals On Demand』は、100万円〜250万円の事業会社直請け案件が豊富で、PM・PMOやIT上流、BPR、経営戦略を中心に、幅広いジャンルの案件を取り扱っています。

こんな方におすすめ!

  • 総合/IT、戦略系ファーム出身者や事業会社出身者
  • 起業に向けて、事業立ち上げや推進の準備時間を確保したい人
  • 年収アップを目指しつつ、経済的安定も実現したい人

営業代行やプロジェクトの紹介はもちろんのこと、クライアントとの調整やトラブルシューティングなど、プロジェクト参画後のサポーターも充実しています。

Strategy Consultant Bank | 大手ファーム出身者が徹底サポート

Strategy Consultant Bank』では、戦略ファーム出身者が独自のルートで仕入れた高単価な上流案件を中心に取り扱っています。戦略案件4割、業務案件4割、IT案件2割といった割合です。

大手ファーム出身者がキャリア面談を行うので、キャリアとスキルを正確に見定めて案件を紹介してくれます。

また、稼働しているITコンサルタント向けに、定期的に交流会を実施しており、ゲストに経営者を招くなど実利に繋がる人脈を増やすこともできます。

エージェントに掲載があるITコンサルタントの副業案件例

フリーランスエージェントが保有しているITコンサルタント向けの副業可能な案件をご紹介します。

週2日から参画できるITコンサルタント副業案件例

以下は『Professionals On Demand』に掲載がある週2日から参画できる副業案件です。

案件名財務会計・管理会計・人事給与・固定資産管理クラウドシステム導入
想定月収〜100万円
仕事内容・PMOの指示に基づくドキュメントとりまとめ
・システム&業務マニュアルに基づく各地方の顧客から収集した情報の整理
・顧客との会議における部分パートの説明

リモートで稼働できるITコンサルタント副業案件例

以下は『Professionals On Demand』に掲載されている「リモートOK」な副業案件です。

案件名SAP導入プロジェクト(SCM領域)
想定月収100万~150万円
仕事内容SAP-SDの領域について主に以下のタスクを遂行する。
①業務・システム課題への対応方法案の提示
②業務の話とシステムの話の間に入り論点や問題点などを整理しつつ、お互いの理解を促進
③FVBなどの英語資料や英語による説明の紐解きのサポート
なお、最終顧客と直接コミュニケーションをとる機会は当面限定的で、導入ベンダーの後方支援の立ち位置で上記タスクを遂行する。

ITコンサルタントが副業を始めるメリットは?

フリーランスとして独立を目指しやすくなる

副業先で評価されれば、フリーランスとして業務委託契約を打診されることがあります。

将来的にフリーランスのITコンサルタントとして独立したい方にとって、副業は最も最適な手段です。

週2日稼働で60万円/月以上稼げる

実務経験が3年以上あるITコンサルタントであれば、週2日の稼働でも60万円/月以上稼げます。

実際に、フリーランスエージェントが保有している案件をのぞくと、週2日の稼働で60万円/月〜100万円の案件が多いです。

コンサル業界のトレンドをキャッチアップしやすい

副業を行うことで、様々なコンサルティング現場に参画することになり、市場や技術のトレンドをキャッチアップしやすいです。

副業での経験を本業で活かすことができれば、現職での昇給・昇格も期待できます。また、転職や独立する際にITコンサルタントとしての市場価値も高く評価されるでしょう。

ITコンサルタントの副業についてよくある質問・回答集

リモートワーク可能なITコンサルタントの副業案件はどのように見つける?

在宅ワーク可能なフリーランスのコンサル案件を獲得するには、フリーランスエージェントの利用が最もおすすめです。

特に『Professionals On Demand』は在宅ワーク可能なコンサル案件が豊富です。地方在住の方でも参画できるフリーランス案件が豊富に見つかるので、ぜひ案件情報をのぞいてみてください。

実務経験が浅くてもITコンサルタントの副業案件を獲得できる?

ITコンサルタントとしての実務経験が1年未満の方は、フリーランスエージェントから副業案件を紹介してもらうのは難しいです。

なぜなら、ITコンサルタントの副業案件における必須条件として、3年以上の実務経験が求められるからです。副業ワーカーは即戦力として現場に期待されることが多く、実務未経験で応募できる案件はほとんどありません。

知人経由で案件を紹介してもらえるなどを除いては、ITコンサルタントとして3年以上実務経験を積んだのち副業を始めましょう。

ITコンサルタントが副業を始めるデメリットは?

ITコンサルタントが副業を始めるデメリットは以下の通りです。

・副業所得が20万円/年を超えると確定申告する必要あり
・確定申告する場合は日々の帳簿付けが必要
・確定申告後は納付する住民税が変動し、勤務先に副業がバレてしまう可能性あり
・副業禁止の会社で副業がバレると解雇・懲戒処分されることも
・実務経験が浅いと案件の獲得に苦労する

副業所得が一定のラインを超えると、確定申告をする必要があります。また、確定申告に伴い勤務先に副業がバレてしまう可能性があるので注意が必要です。

週1・土日でも参画できるITコンサルタントの副業案件は存在する?

週1・土日でも参画できるITコンサルタントの副業案件はかなり少ないです。

また、そのような案件は応募倍率が高くなる傾向にあり、最低でも3年〜5年以上の実務経験が求められます。

ITコンサルタントの将来性は?

近年、IT技術を用いて業務内容や企業のあり方を抜本的変えるDXに関する支援へのニーズが高まっており、ITコンサルタントの活躍の場が広がっています。

たとえば、業務効率化に役立つSaaSツールやRPAの導入、IT技術を用いたオフィスレス化、AIやビッグデータの活用などもDXの一例であり、その導入を支援できるITコンサルタントの求人需要がかなり高まってきています。

また、IT専門調査会社が調査した「国内ビジネスコンサルティング市場予測(2022年〜2026年)」によると、ITコンサルティングの市場規模は2021年〜2026年で年間平均成長率8.8%で拡大する見込みです。