この記事はで読むことができます。
バックエンドエンジニアのフリーランス案件を獲得したいものの、どのように案件を獲得すべきか悩んでいる方が多いと思います。
結論、実務経験が豊富なエンジニアは、フリーランスエージェント経由で高単価でかつ在宅ワーク可能なフリーランス案件を獲得できます。
本記事では、バックエンドエンジニアのフリーランス案件を獲得する方法を中心に、実際の単価相場や募集内容を紹介します。
実際にフリーランスエージェント経由で案件を獲得してきた編集長がおすすめするエージェントは以下の2社です。
サービス名 | レバテックフリーランス | ITプロパートナーズ |
評価 | ||
案件数 | 約4,500件 | |
登録者数 | 45万名以上 | 7万名以上 |
平均年収 | 876万円 | |
特徴 | ・登録者数・業界認知度No1 ・エンド直請け高単価案件を多数保有 ・平日夜、土日稼働の案件が急増中 ・駆け出しフリーランスのサポートが手厚い | ・エンド直の案件が多く高単価 ・週2〜3日稼働、リモートワークOKな案件が豊富 ・スタートアップやベンチャー企業の案件が豊富 |
支払サイト | 15日 | 20日 |
公式HP | 公式HP | 公式HP |
バックエンドエンジニアの仕事内容・必須スキルは?
バックエンドエンジニアは、サーバーサイドのプログラム開発やデータベース、ネットワークの構築、品質管理など、幅広いスキルセットを持つことが求められます。
プログラム言語での開発経験
・サーバーサイドのプログラム言語(例 | Ruby on Rails、Laravel、Spring Framework、Django)を使った開発経験が求められます。
データベースとネットワークの構築
・RDBMS(Oracle Database、Microsoft SQL Server、MySQL、PostgreSQL)を操作するSQLスキルが必要です。
・インフラ構築においては、AWS、GCP、Microsoft Azureなどのクラウドサービスを活用するスキルも重要です。
フレームワークとバージョン管理
・フレームワーク(例 | Ruby on Rails、Laravel、Spring Framework、Django)の使用経験が求められます。
・バージョン管理ソフトウェア(例 | Git)の知識も必要です。
バックエンドエンジニアのフリーランス案件の平均単価は?
フリーランスエージェントである『レバテックフリーランス』で公開されているバックエンドエンジニアの平均単価は75万円で、最高単価は120万円です。平均年収は75万円×12ヶ月で900万円と計算できます。
バックエンドエンジニアといっても大規模案件であれば、インフラやデータベース、サーバーなど専門的な業務に分かれて担当するケースが多いです。
一方で、ベンチャーなど人手が足りていなかったり、コンパクトな案件であればそれらを一貫して担い、さらにはフロントエンド開発まで担うケースもあります。
バックエンドエンジニアがフリーランス案件を獲得する方法
フリーランスエージェント経由で案件を紹介してもらう
バックエンドエンジニアが営業に割く工数を減らし、安定して案件を獲得するにはフリーランスエージェントの活用が最も有効です。
フリーランスとして廃業する方の特徴として、エージェントや代理店を利用せず、自力で営業しているというデータがあるので、営業に自信がない方はエージェントの活用をおすすめします。
バックエンドエンジニアのフリーランス案件を紹介して欲しい方は『ITプロパートナーズ』と『レバテックフリーランス』がおすすめ。
企業の決裁権者と繋がり直接営業する
営業に自信がある方は、YentaやWantedlyなどのビジネスマッチングアプリを活用し、企業の決裁権者と出会い直接営業するのも一手です。
筆者自信も、独立当初はビジネスマッチングアプリやオンラインサロンで出会った経営者から案件を振っていただいてました。
一方で、新規クラインアントの開拓にリソースを使いすぎると、本業に支障をきたすこともあるので注意が必要です。
知人経由で案件を紹介してもらう
前職の同僚や取引先など、すでに仕事に繋がる人脈がある方は、知人経由で案件を紹介してもらうのが得策です。
知人経由の案件であれば、商談準備にかける工数も少なく、エージェントのように手数料を取られることもありません。
一方で、知り合いのネットワークには限界があるので、エージェントの利用と並行しながら営業活動されることをおすすめします。
バックエンドエンジニアにおすすめのフリーランスエージェント
バックエンドエンジニアのフリーランス案件に強いフリーランスエージェントを厳選して2社ご紹介します。
レバテックフリーランス | 週3〜5日稼働の高単価な案件が豊富
『レバテックフリーランス』は、エンジニア登録者数・業界認知度No1のフリーランスエージェントです。利用しているユーザーの平均年収は876万円であり業界最高水準です。
希望条件や実務経験を入力して登録しておくことで、多くの企業からスカウトを受け取れます。
レバテックの特徴
- 知名度・登録者数No.1フリーランスエージェント
- リモートワーク可能な業務委託案件が豊富
- 担当者のヒアリングや提案が丁寧
- エンド直請け高単価案件が豊富
- ブランク期間を空けないよう調整してくれる
キャリア面談や入念な選考対策はもちろんのこと、案件参画後のサポートも手厚いので、初めてフリーランスになる方にレバテックフリーランスはおすすめです。
ITプロパートナーズ | フルリモート・週2日から稼働できる柔軟な案件が豊富
『ITプロパートナーズ』は、フルリモート可能で週2〜3日で稼働できるフレキシブルな案件を豊富に取り扱っています。
ITプロの特徴
- リモートワーク可能な業務委託案件が豊富
- 週2〜3日から参画できる案件が多い
- エンド直請け高単価案件が豊富
- スタートアップやベンチャー企業の案件が豊富
スタートアップやベンチャーの業務委託案件が豊富で、新しいトレンド技術を取り入れている企業が多く、エンジニアとして面白い案件が多いです。
エージェントに掲載があるバックエンドエンジニアのフリーランス案件例
フリーランスエージェントが保有しているバックエンドエンジニアのフリーランス案件をご紹介します。
週2日・土日稼働できるバックエンドエンジニアの案件例
以下は『ITプロパートナーズ』に掲載されている「週2日の稼働でも参画できる」フリーランス案件です。
案件名 | 【Python/AWS】投資運用システム開発におけるバックエンドエンジニアの案件・求人 |
想定月収 | 〜900,000円 |
仕事内容 | ポートフォリオマネージャーやトレーダーと密接に協力し、顧客資産を最適に管理するためのトレーディング、ポートフォリオ管理、リサーチ・アプリケーションの開発をお任せします。 ・総合的な投資運用プラットフォームの設計、開発、サポート ・社内の様々なチームと密接に連携し、投資運用チームをサポートする新しい方法の提案 【使用技術詳細】 ・Javascript/Reactを使ったフロントエンドGUIと、Pythonを使ったバックエンドAPIの開発 ・Airflow、AWS、Jenkins、Kubernetesなどを使用したクラウドベースのインフラストラクチャのメンテナンス |
必須スキル | ・Pythonを用いた開発経験2年以上 ・AWSでの開発経験 ・日常会話レベルの英語力 ・リードエンジニアとしてのご経験 ・マネジメントのご経験 ・金融領域での開発経験 ・金融や投資に関する興味関心をお持ちの方 |
リモートワーク可能なバックエンドエンジニアの案件例
以下は『レバテックフリーランス』に掲載されている「リモートワーク可能」なフリーランス案件です。
案件名 | 【Ruby/Go/フルリモート】SaaSツールバックエンド開発の求人・案件 |
想定月収 | 〜1,000,000円 |
仕事内容 | 法人営業向けクラウド型企業データベースのSaaSツール開発および社内アプリケーション開発案件です。担当フェーズは、実装や、リファクタリング、テスト実装・設計等幅広く対応頂く予定です。 |
必須スキル | ・Rubyでの開発経験が5年~10年以上ある方 ・Webアプリケーション開発の経験 |
バックエンドエンジニアの将来性・求人需要は?
バックエンドエンジニアを含むITエンジニアの人材不足は深刻化しており、IT人材の需給ギャップは2030年までに約79万人に広がる見込みです。
フリーランスエージェントなどが保有するバックエンドエンジニアの開発案件も増加しており、フリーランス市場は売り手市場です。
一方で、AIがコードを生成してWebサービスやシステムを構築する時代が訪れるかもしれません。その場合、バックエンドエンジニアの需要が減少し、多くのエンジニアが職を失う可能性があります。
一方で、ノーコードツールやChatGPT自体もエンジニアのスキルが必要であり、相補的な関係にあります。ChatGPTを上手に活用することで、バックエンドエンジニアとしての生産性や市場価値を高めることができるでしょう。