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本記事では、数多くある不動産クラウドファンディングの実績総数や利回り、口コミ良好度を徹底的に比較し、おすすめの不動産クラウドファンディングのみを厳選してご紹介します。
比較検証項目
- 想定・平均利回りの高さ
- 運用期間の長さ・途中で換金可能かどうか
- 実績総数やユーザーの口コミ良好度
- 貸し倒れや返済遅延などトラブルの有無
当サイト経由で利用する方が多いおすすめの不動産クラウドファンディングは以下の2社。想定利回りが高いファンドが多く、ユーザーの口コミも良好です。
不動産クラウドファンディングとは?
不動産クラウドファンディングは、一般投資家から集めた資金を用いて不動産の取得・運営を行い、そこで得られた不動産収益を投資家に配当する投資手法です。時間や自己資金に余裕がない方でも、気軽に不動産投資を始められるのが大きな特徴です。
不動産クラウドファンディングとREITの主な違いは、投資物件を選択できるかどうかという点にあります。不動産クラウドファンディングでは、投資家自身が投資する不動産を選ぶことができるため、運用益と実際のリターンを個別に想定できます。
それに対してREITは、投資家から集めた資金をプロが自動的に分散投資するため、投資家は物件選定に関与できません。分散投資によりリスクは低減されますが、大きなリターンを期待することは難しいでしょう。
2024年最新!不動産クラウドファンディングおすすめ13選
1位:COZUCHI | 年利4~13%程度の高い利回り
評価 | |
運営企業 | LAETOLI株式会社 |
想定利回り | 約4%〜13% |
運用期間 | 11.2ヶ月 |
実績総数 | 50件以上 |
『COZUCHI』は、LAETOLI株式会社が運営する不動産クラウドファンディングです。LAETOLIはリノベーション事業や不動産買取事業を展開しており、その本業で培ったノウハウを活かしてCOZUCHIを運営しています。
物件の賃料収入や売却予定料金等を綿密にシミュレーションし、優先劣後構造を採用することで、年利率4~13%前後の高利回りを実現しています。
賃貸用マンションの案件だけでなく、数億円規模の大型ファンドを組成することもあり、投資対象となる不動産の種類が豊富です。投資期間中に現金が必要になった場合は、マイページの換金申請から手続きを行うことでいつでも換金が可能です。
2位:TECROWD | 新興国のオフィスビルやレジデンスが投資対象
評価 | |
運営企業 | TECRA株式会社 |
想定利回り | 約9% |
運用期間 | 4~30ヶ月 |
実績総数 | 70件以上 |
『TECROWD』では、急速な経済発展を遂げている新興国のオフィスビルやレジデンス、そして国内の障がい者向け集合住宅などを取り扱っています。新興国では著しい経済成長が見込まれるため、市場の拡大と高い配当収益が期待できます。
ファンドの対象となる不動産は、運営であるTECRA株式会社が建設・監修を手掛けており、主に新興国の富裕層向けの高級住宅や複合商業型オフィスビルが中心で、高利回りのファンドが多数用意されています。
TECROWDでは建築業や海外開発業を手掛ける日本の運営が施工や監修、建設を担当することで、高品質な管理体制を実現しています。
3位:CREAL | 元本割れ0件・想定利回り年利4.0〜5.5%
評価 | |
運営企業 | クリアル株式会社 |
想定利回り | 4〜5.5% |
運用期間 | 8ヶ月〜18ヶ月 |
実績総数 | 70件以上 |
『CREAL』は、東証グロース上場企業であるクリアル株式会社が運営する不動産クラウドファンディングです。ファンドの累計調達額は350億円を超えています。
年間の想定利回りは、4〜5.5%程度で募集されており、中程度のリスクと中程度のリターンのファンドが多いという印象です。
CREALでは、個人では投資が難しい保育園や宿泊施設、専門学校、一棟マンションなどにも投資が可能なので、大規模な不動産開発に関わりたい方におすすめのプラットフォームです。
4位:利回り不動産 | 1口1万円から少額で投資可能
評価 | |
運営企業 | 株式会社ワイズホールディングス |
想定利回り | 約5.5%〜8% |
運用期間 | 6ヵ月〜12ヵ月 |
実績総数 | 30件以上 |
『利回り不動産』は、不動産開発・仲介・賃貸業などを行う株式会社ワイズホールディングスが提供する不動産クラウドファンディングです。
これまでにホテルや商業施設など、比較的大規模な不動産開発を手がけてきた実績があります。高額な資金が必要となる不動産物件を小口化することで、少額かつ短期間での投資を可能にしています。
利回り不動産では優先劣後出資方式を採用しています。運用後に損失が発生した場合、まず劣後出資分から損失が計上され、投資家が出資した資金が保護される仕組みになっています。
5位:プロパティプラス | 収益性が高いデザイナーズマンションが投資対象
評価 | |
運営企業 | 株式会社リビングコーポレーション |
想定利回り | 3.2%〜10% |
運用期間 | 3ヶ月〜16ヶ月 |
実績総数 | 20件以上 |
『プロパティプラス』の運営会社は、東証プライム上場企業の飯田グループホールディングスのグループ企業であり、収益性の高い自社物件を投資対象として提供しています。
主要都市の駅から徒歩10分以内の好立地で、賃貸需要の高いデザイナーズマンションを提供しており、機関投資家や個人投資家など幅広い投資家から支持を得ています。
豊富な開発実績と高い入居率を誇る自社開発物件を活用したクラウドファンディングであるため、安定した利回りが期待できます。
6位:みんなで大家さん | 年利7%前後の利回りを実現
評価 | |
運営企業 | みんなで大家さん販売株式会社 |
想定利回り | 約7% |
運用期間 | 3年〜5年 |
実績総数 | 80件以上 |
『みんなで大家さん』は、物件の賃料収入や売却予定料金等を綿密にシミュレーションし、優先劣後構造を採用することで、年利7%前後の高利回りを実現しています。
1口100万円の出資から参加可能で、営業者は対象不動産から得られる賃貸収益を出資比率に応じて分配します。
7位:大家どっとこむ | 出資持ち分の譲渡が可能
評価 | |
運営企業 | 株式会社グローベルス |
想定利回り | 3.5%〜10% |
運用期間 | 3ヵ月〜12ヵ月 |
実績総数 | 50件以上 |
『大家どっとこむ』は、選りすぐりの収益不動産に1口1万円から、誰でも簡単にスマホで投資できる不動産クラウドファンディングです。
大家業で煩雑とされる賃貸管理・建物管理は、大家どっとこむを運営する株式会社グローベルスが担当するので、誰でも簡単に大家になることが可能です。定期的に賃貸稼働状況や建物管理状況の進捗報告もあるので、安心して運用を任せることができます。
8位:トモタク | 運用期間が短く流動性が高い
評価 | |
運営企業 | 株式会社イーダブルジー |
想定利回り | 約6%〜7% |
運用期間 | 13.5ヶ月 |
実績総数 | 20件以上 |
『トモタク』では優先劣後システムを採用しており、万が一対象不動産の評価額が下落しても、10%(劣後出資分)までであれば優先出資者である投資家の元本には影響はありません。
投資家への配当は、賃貸借契約者の賃料を原資としているため、空室が続くと配当原資が損なわれてしまいます。トモタクでは、運用期間中に第三者とのサブリース契約を締結することで、空室による無配当のリスクを抑制しています。
9位:Rimple | 東京23区の投資用マンションが中心
評価 | |
運営企業 | プロパティエージェント株式会社 |
想定利回り | 3%〜5% |
運用期間 | 6ヶ月〜12ヶ月 |
実績総数 | 40件以上 |
『Rimple(リンプル)』は、プロパティエージェントが運営する不動産クラウドファンディングです。東京23区を中心としたマンション・アパート開発、販売事業に強みを持つ企業であり、本業で培ってきたノウハウを基に投資案件を厳選しています。
秋葉原、新宿、祐天寺など東京23区の投資用マンションが中心で、年間の想定利回りは3%〜5%程度、運用期間は6ヶ月前後と短期間で運用できるファンドが多いという印象です。
10位:OwnersBook | 日本初の不動産クラウドファンディング
評価 | |
運営企業 | ロードスターインベストメンツ株式会社 |
想定利回り | 3%〜5% |
運用期間 | 3ヶ月〜25ヶ月 |
実績総数 | 250件以上 |
『OwnersBook』は、日本の不動産クラウドファンディングの中で最も早くサービスを開始した企業の1つです。2014年からサービスを開始しており、以下のような実績を誇っています。
・累計投資額が480億円を突破
・会員数が35,000名を突破
・投資リピート率は約8割
年間の想定利回りは、3~5%程度で募集されており、低リスク・低リターンのファンドが多いという印象です。
11位:ダーウィンファンディング | 幅広い不動産をファンドとして組成
評価 | |
運営企業 | ダーウィンアセットパートナーズ株式会社 |
想定利回り | 約4.5〜8% |
運用期間 | 2ヶ月〜1年半 |
実績総数 | 20件以上 |
『ダーウィンファンディング』は、1口1万円から投資可能な不動産クラウドファンディングです。
新築、中古、一棟建て、オフィスなど、不動産の種類を限定せず、幅広い不動産をファンドとして取り扱っているのが特徴です。
運営であるダーウィンアセットパートナーズ株式会社は、不動産の販売実績が700戸以上という確かな実績を有しており、多様なファンドを組成することが可能です。
12位:プレファン | 東証スタンダード上場企業が運営
評価 | |
運営企業 | 株式会社プレサンスリアルタ |
想定利回り | 約4%〜5% |
運用期間 | 3ヶ月~6ヶ月 |
実績総数 | 20件以上 |
『プレファン』は、東証スタンダード市場に上場しているプレサンスコーポレーションのグループ企業が運営する不動産クラウドファンディングです。
プレサンスコーポレーションが自社開発したマンションに、1口1万円から投資できる点が注目を集めています。投資後の管理や運用は全て運営が行うため、投資家が行うことは特にありません。
運用期間も3ヶ月~6ヶ月と短いファンドもあり、スピーディーに成果を実感できます。
13位:FUNDROP | 居住用賃貸住宅の運用に特化
評価 | |
運営企業 | ONE DROP INVESTMENT株式会社 |
想定利回り | 5.5%〜11% |
運用期間 | 3ヶ月〜12ヶ月 |
実績総数 | 20件以上 |
『FUNDROP』で運用する不動産は居住用賃貸住宅です。居住用賃貸住宅は、商業ビルやオフィスビルなどの運用と比較して経営が安定するというメリットがあります。
景気の影響を受けにくい居住用賃貸住宅の運用を中心とし、安定した収益の確保を目指しています。
一方で、運営の歴史が浅く、過去のファンド実績もまだ10件前後であるため、その点については注意が必要です。
不動産クラウドファンディングを選ぶポイントは?
運営会社の出資割合
一般的な不動産クラウドファンディングでは、優先劣後出資方式を採用しています。優先劣後出資とは、損失が生じた場合、まずは運用会社の出資金から補填するシステムです。この制度の採用により、投資家の出資した元本は守られやすくなり、リスクを抑えた資産運用が可能です。
運用会社の出資割合が高いほど投資家のリスクは低くなり、運用会社の出資割合が低いほど投資家のリスクは高くなる傾向にあります。
ファンドの運用期間
不動産クラウドファンディングでは、基本的に投資後は満期まで解約不可です。運用期間は3ヵ月から3年超までと幅広いため、目的に合わせて投資先を選ぶことが重要です。
一般的に、運用期間が短いファンドは早期に資金回収できる反面、利回りは低めの傾向にあります。逆に、運用期間が長いファンドは長期間資金を動かせない代わり、利回りは高めの傾向にあります。
ファンドの応募倍率
不動産クラウドファンディングでは、1,000万円程度のマンションの一室から数億円規模の大型物件まで、ファンドの募集金額の幅が非常に広いのが特徴です。
規模の大きい案件ほど参加しやすく人気が高まる傾向にあり、ファンドによっては応募開始から数分で募集が終了するケースもあります。
先着順だけでなく、抽選制のファンドも用意されているため、応募しても必ず投資できるとは限りません。時間をかけてファンドを吟味したのに、投資できないリスクがある点には注意が必要です。